2012年6月12日火曜日

拝啓、排経美人

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排経美人のすすめDVDBOOK


「生理日に生理用ナプキンが不要になる」「月経血コントロール」と言えば、男性そっちのけのガールズトークの話題になりそうですが、実は男性陣にも聞いてもらいたいお話です。
なぜなら、「骨盤臓器脱」という病気は男女問わず起こりえるものだからです。


私事ですが、母がこの骨盤臓器脱から膀胱炎を繰り返し、手術と治療を繰り返しながら自力でも治そうと、日々トレーニングに励んでいます。
母の場合は加齢とストレスが原因で、下垂した臓器が膀胱を圧迫して炎症をおこす病気です。
この骨盤臓器脱は、子宮脱、直腸脱、膀胱脱等いわゆる性器脱の総称です。
老化や出産で緩んでしまった骨盤底筋が臓器の重さを支えきれなくなり、膣内や直腸にまで落ち込んでしまう症状です。
そこから様々な症状が起こり、ひどい場合は外科手術を必要とします。
私の母は専門医の治療を受けながら、毎日骨盤底筋を鍛える筋トレを続けています。
どんな筋トレをしているか知りたい方は、こちらを参考にして下さい。


▼ユニチャーム 「尿もれケアナビ」
http://www.nyoucare.jp/index.html


実はこれ、加齢だけでなくお産を経験した女性の約半数が、なんらかの形で骨盤臓器脱を経験すると言われているそうです。
その割合の多さを確認するには、スーパーの生理用品売り場に行って、その横に置いてある「尿ケア用品」の種類の多さを見ていただけたら、なんとなく実感できるのではないかと思います。
あの「尿ケア用品」は、要介護の老人のためのオムツではなく、健常者の女性が尿漏れのために使用するものです。
つまり、それだけ多くの女性がこっそり尿漏れに困っているということですね。





実は何を隠そう、私自身もその一人です。
お産とDVで骨盤と背骨がひどく歪み、慢性的な腰痛と頭痛、そして骨盤底筋の緩みによる尿漏れを引き起こし、14年たった今でもまだ完治していません。
でも昨年、偶然腕の良いカイロドクターに出会い、骨盤と背骨の歪みは徹底的に矯正してもらいました。
おかげで、長時間のデスクワークや睡眠でも腰痛や頭痛を起こすことはほとんどなくなりました。
そのせいか、生理痛も随分楽になりました。
ただ、これらの治療はあくまでも他力本願で、一旦矯正された骨盤と背骨も悪い習慣や体の使い方でずぐに元に戻ってしまいます。
身体は一旦覚えた悪い習慣に戻ろうとする性質があるそうです。
ですので、日々自分の身体を正しく保つ努力が必要になります。
私の場合はヨガやウォーキング、筋トレ、ストレッチ等でメンテナンスを続けています。


14年前と比較してずいぶん改善されたものの、まだ最後の大きな課題が残っています。
それが骨盤底筋を鍛えて尿漏れを改善することです。
尿漏れといってもかなり個人差があるそうですが、私の場合は「腹圧性失禁」と呼ばれるもので、くしゃみや咳、重い荷物を持つ等で腹圧がかかったときに漏れるタイプです。
これは出産を経験した女性に多いダイプだそうですが、軽症であれば骨盤底筋トレーニングで十分改善されるそうです。


実はこの骨盤底筋トレーニングには、今まで何度もチャレンジしたのですが、継続できずに現在にいたっています。まるで、リバウンドをくりかえすダイエッターのような状態です(^^;)。。。
でも、日本語には「腹がすわる」とか「腰がすわる」という言葉ありますが、この肝がすわった状態を保つには、どうもこの骨盤底筋がきっちりと機能していないと保てないような気がしてならないのです。
これは、私自身を省みて思う主観ですので、一般論ではありません。
しかし、そろそろアラフォーの私としては、ここいらで肝のすわった女になりたいと思う訳です。
なぜなら、私のイメージする「肝のすわった女」というのは、女性のあるべき姿であり、優しくたおやかでありながら母性と女性性を兼ね備えた強さを持っているイメージなんですね。


中村天風氏の言う「三場(修羅場、土壇場、正念場)を経験しろ」という言葉にもあるように、これらの場面をくぐり抜けた人には、特有の強さが備わっているように感じます。
しかしその強さとは、何かが起こってもはね除ける強さだけではなく、大きく揺れてもまた自分自身の中心に戻ってリカバーできるしなやかさではないかと思うのです。
やじろべえがいつも中心に戻るような状態ですね。
そのために、「肝がすわった」状態でありたいなぁと最近思い、再びこの骨盤底筋トレーニングを始めました。


そしてトレーニングを始めるにあたって、参考にしたのが冒頭の才田春光さんの「拝経美人のすすめ」です。


それにしてもこの、「拝経美人のすすめ」はいろんな意味で目からウロコでした。
これを書き出すと超長文になってしまうので、またの機会にしたいなぁと思います。
ただ、これを見てつくづく昔の日本人女性はエラかったんだなぁと思います。
生理の月経血を、おしっこのようにトイレで排出するという身体機能を持っていたんですね。
(これを才田春光さんは「拝経」呼んでいます。)
ところが残念ながら、今の私たちはその機能を退化させてしまって、すっかり失ってしまっています。
それは単に拝経できたら生理ナプキンを使わなくてエコで便利といった即物的なものではなく、身体や心が本来持っている感受性の一部を失っているような気がしてなりません。
しかしそれはきっと、元々持っていたはずの感性で、もう一度自分の中で再発見すれば良いのではないかと思っています。


母の病気というひょんなことから「拝経」というところにまでたどり着きました。
そしてこの「拝経美人のすすめ」を見てみて、これは是非女性だけでなくカップルやご夫婦で見てもらいたいと思いました。
女性が自分の身体とコミュニケーションを取ることと、男女の間での身体のコミュニケーションを取ることは、ある意味セットだと思うからです。
そしてさらにその先に、ほんとの男女の和合と平和が訪れるような気がするからです。

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