2011年3月22日火曜日

どこに寄付をしたら、どこにお金が行くのか(転載)


義援金って、その先どうやって誰が使用するの?と、今回の地震で特にどうなんだろう?って思っていたのでが、それを調べてまとめて下さった方がいらっしゃいます。せっかく善意で送る大切なお金なので、やはり被災者の方にきちんと役立てていただきたいと思います。
そして、このリストの筆者の方も、転記転載は自由にどうぞと言って下さっているので、シェアしたいと思います。
私が送る僅かなお金も、少しでも助けになればと願ってやみません。。。
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●オリジナルソース「It's Real Intelligence!7」
震災被災者を支援するための寄付先に迷ったので、どこに寄付したら、最終的にどこにお金が行くのか、少し調べてみました。
(諸々の数字は、2011/3/17現在、公開ベースの数値です。更新するかもしれませんが、日を追って情報が古くなる可能性が高いので、参考程度にご覧ください。)
※3/19 22:00 NGO活動地域情報を更新、Global Givingとユニバの紹介を追記。
Please Donate For Japan Earthquake
Creative Commons License photo credit: sorarium


大口の窓口としての、日本赤十字社

「日本赤十字社(通称:赤十字、日赤)を通じて」という表記をよく見かけませんか?
グルーポンのマッチングギフト方式の寄付1.7億円や、ユニクロと柳井さんの14億円は、日本赤十字社を通じて、被災地に送られる「義援金」となります。
他にも、Yahoo(4億円拠出済み!)、mixi、GREE、はてな、ニフティ、DMM、ローソン、楽天銀行など、一般向けに募集されている義援金は、かなり多くのケースで、日本赤十字社に一旦集約する形になるようです。(寄付控除対象ともなり、様々な手続きでやりやすい面があるのかも…)
さて、その赤十字に行ったお金はどうなるのか?
その使途は、「義援金配分委員会」なる組織が決めていくことになるそうです。
通常、義援金配分委員会の構成員は、学識経験者、被災者代表、義援金交付団体、福祉団体代表。そして、配分先は、「被災市町村」を通じ、被害の度合いに応じて「被災者(世帯)」に個別に振り込まれる枠組みになっているようです(詳細、間違いや誤解あるかもしれません)。今回は、「市町村」という自治体機能が失われているところもあり、配分結果については注意深く見守っていきたいです。
参考2)平成20年宮城内陸地震の際の配分結果。個人単位の単価が出ています。
赤十字本体の活動としては、60班を超える「救護班(医師1・看護師3・運転手1・事務管理要員2)」の派遣と、救援物資として9万枚を超える「毛布」の支給を行っています。これらの活動への支援は「事業資金寄付」を選ぶことでできますが、通常の「義援金募金」の行き先とは異なると思われるので、注意が必要です。
こうした「赤十字の先」については、私も赤十字の公式サイトをよく読むまで全然知らなかったので、寄付する際は知っておくとよいかと思います。
※3/20 18:20追記:なお、義援金の窓口は、赤十字の他に共同募金会(赤い羽根のところ)、NHK等複数の窓口があります。下記ページもご参照ください。
募金情報まとめ

現地で活躍する人道支援NGO

最も「現場」に近いかもしれない寄付先は、現地に入って活動している人道支援NGOです。海外の緊急人道支援で経験を積んでいる、有名なNGOが続々と現地入りし、初動の調査や支援物資の分配などに当たっています。
NGOは団体によって、拠点や主たる活動地域が異なっているようです。
Civic Force(ピースウィンズ・ジャパンの大西健丞氏が代表)は、気仙沼市。
JENADRA Japanは、仙台市。避難所人口の多い宮城野区、若林区を中心に。ADRAは、東松島にも。
NICCO(日本国際民間協力会)は、名取市・岩沼市。
シェア(国際保健協力市民の会)ロシナンテスも、名取市を拠点に。
AAR(難民を助ける会)は、仙台市・石巻市・山元町。
ワールド・ビジョン・ジャパンは、宮城県登米市・南三陸町。
シャンティ国際ボランティア会は、陸前高田市。(気仙沼・南三陸にも)
AMDA(アムダ)は、釜石市・大槌町。釜石にはCARE Internationalも入っています。
シャプラニールは、北茨城市。茨城への救援は数少ないです。
各団体の公式サイトを見れば、数日遅れで活動レポートがアップされています。
知人や家族の縁があったり、仕事の付き合いがあったりで、特定の地域に特に寄付をしたい…というときは、こうした活動地域を見ながら、最も近い地域で活動を行なっているNGOに寄付を行うのがよいかもしれません。それぞれの文脈に沿った寄付であればあるほど、寄付する側の動機付けになると思います。
主だったNGOのtwitterアカウントは、友人 @kasagohan がリストにまとめてくれています。
http://twitter.com/#!/list/kasagohan/relief-ngos-list

複数のNGOに振り分けを行う「基金」

3/15に立ち上がった、Think the Earth基金は、上記のような活動中のNGOへの寄付を、一旦Think the Earth事務局が取りまとめ、複数の団体に振り分けていくという枠組みです。
赤十字ほど大口の枠組みではなく、個別の団体を選ぶだけの理由はない、という方には、ぴったりの方法かもしれません。救援活動への直接的な支援をバランスよく行える点で、個人的にはThink the Earth基金を最も支持しています。投資信託と形式が似ていますね。
★3/18 12:00更新:Think the Earth基金は基金側の手数料なし(振込手数料のみ寄付者負担)で、全額寄付されます!(thanks to @thinktheearth)
また、複数団体が加盟するジャパン・プラットフォーム(JPF)も、枠組みとしては近いかもしれません。こちらは振込手数料無料。JPFのサイトからは、どの加盟団体が、どこで、どのような活動をしているかの報告を見ることができます。(14日分までですが、「出動中(自己資金)」の団体がいくつもある…)
*JANIC(国際協力NGOセンター)も「緊急支援まとめて募金」を行っていますが、こちらは加盟22団体に「均等割」であること、運営手数料を15%差し引かれることから、個人的にはThink the EarthやJPFの方がより効果的かと考えています。

その他の特徴的な寄付プラットフォーム

※3/19 22:00 本章追記。
外国からの寄付や、クレジットカード決済で支援金を届けたい場合、Global Givingの被災地支援プロジェクトをおすすめします。Global Givingの共同創設者の一人は、世界銀行出身の日本人。 既に2万人以上の寄付者が、合計150万ドルを超える寄付を行っています(目標額は当初の80万ドルから200万ドルへ、そして今は400万ドルへと引き上げられています)。
※3/20 12:00追記:カード決済自体は、赤十字やJPFでも可能です。
最小単位25ドルから1,000ドルまで、キリのいい数字を選んで寄付できるのもポイント。クレジットカードやpaypal経由で簡単に決済ができます。Global Givingの主な支援先は、国際人道支援団体インターナショナルメディカルコープと、セーブ・ザ・チルドレン。
そして、ガソリンを始め、粉ミルクや紙おむつなど、そもそもモノがない状況に問題意識を感じている方は、日本ユニバーサルデザイン研究機構(通称:ユニバ)への寄付を考えてみてください。ユニバへの寄付は、ガソリン、灯油、重油、軽油などの緊急物資調達に直接使われるとされています。ユニバはちよだプラットフォームを拠点に、個人からの救援物資の募集も行っています。(「生死を分けるアイテム」「枯渇しているアイテム」に限られます。詳細は最新のウェブサイトを参照ください)
◎3/20 13:00追記:『ふるさと納税』の活用法について、Lifehacking.jpにいいまとめがありました!こちらも参考に。
ふるさと納税で災害復興支援ができるというのでまとめてみた|Lifehacking.jp
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以上、深掘りすればもっといろいろ出てきそうですが、今わかったところまで。
各団体の支援活動や政府の復興への取り組みについては、被害情報や原発の話で埋もれてしまいがちな中、少しアンテナの感度を高めて追いかけていきたいと思います。

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